DrawLine | 線を描画 |
DrawBox | 四角形を描画 |
DrawCircle | 円を描画 |
DrawOval | 楕円を描画 |
DrawTriangle | 三角形を描画 |
DrawPixel | 点を描画 |
GetPixel | 点を取得 |
宣言 | int DrawLine( int x1 , int y1 , int x2 , int y2 , int Color ) ; |
概略 | 線を描画 |
引数 | x1 , y1 : 描画する線の起点座標 x2 , y2 : 描画する線の終点座標 Color : 描く線の色 |
戻り値 | 0:成功 −1:エラー発生 |
解説 | 画面上に点( x1 , y1 )と点( x2 , y2 )を結ぶ線をColorで
指定した色で描きます。(終端座標は描かれないので、実際には描き切り たい座標+1の値を指定する必要があります。) パソコン画面は一般に画面左上が座標( 0 , 0 )で、画面左から右に 向かう方向が x のプラス方向の 画面上から下に向かう方向が y の プラス方向となります。そして標準では画面の右端の x 座標値は 639 画面最下の y 座標は 479 となります。この最大値は関数『SetGraphMode』 によって変更する事が出来ます。 Colorの値は画面の色の表現できる色の数によってかわってきます。 この色の値はライブラリの関数『GetColor』を使って取得する事を お勧めします。 |
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain(DXLIB) { int c ; DxLib_Init(); c = GetColor( 255 , 255 , 255 ) ; // 白色の値を取得 DrawLine( 0, 0, 640, 480, c ); // 線を描画 WaitKey() ; DxLib_End() ; return 0 ; } |
宣言 | int DrawBox( int x1 , int y1 , int x2
, int y2 , int Color , int FillFlag ) ; |
概略 | 四角形を描画 |
引数 | x1 , y1 : 描画する四角形の左上の頂点座標 x2 , y2 : 描画する四角形の右下+1の頂点座標 Color : 描画する四角形の色 FillFlag : 四角の中身を塗りつぶすか、のフラグ。TRUEで塗り つぶし、FALSEで塗りつぶさない |
戻り値 | 0:成功 −1:エラー発生 |
解説 | ( x1, y1 )を四角形左上の頂点、( x2 - 1, y2 - 1 )を右下の頂点と
する四角形をColorで指定された色で描画します。 (パソコン画面の座標の持ち方、色の指定のし方についての説明は すぐ上のDrawLine関数の解説を参照してください。) FillFlagをTRUEにすると四角形の中身もColorで指定した色で塗り つぶし、FALSEを指定すると輪郭のみを描画します。(TRUEと言う のは#defineマクロで定義された定数で1と同義です。FALSEについて は0と同義です) <<注意>> …何故四角形の右下の頂点が( x2 - 1, y2 - 1 )なのかと申しますと、 単純に ( x2, y2 ) が右下の頂点だと、ちょっと面倒なことになるからです。 例えば、( x2, y2 ) が右下の頂点だとしたときに、縦横32ドットの大きさを持つ 四角形を描こうとしたら DrawBox( 0, 0, 32, 32, GetColor( 255,255,255 ), TRUE ) ; ではなく DrawBox( 0, 0, 31, 31, GetColor( 255,255,255 ), TRUE ) ; と書かなければいけません。つまり、ある地点から任意のサイズの 四角形を指定したい時に常に「−1」してやる必要があるのです。 どちらの方が直感的か、と言われると難しいところですが、慣れてきたときの 扱いやすさは( x2 - 1, y2 - 1 )の方が上ですし、他のライブラリも 右下の頂点を( x2 - 1, y2 - 1 )としていることが多いので、 DXライブラリもそれに習って右下の頂点は( x2 - 1, y2 - 1 )と しているわけです。 |
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain(DXLIB) { int c ; DxLib_Init(); c = GetColor( 0, 0, 255 ); // 青色の値を取得 DrawBox( 0, 0, 640, 480, c,TRUE ); // 四角形を描画 WaitKey() ; DxLib_End() ; return 0 ; } |
宣言 | int DrawCircle( int x , int y , int r , int Color, int FillFlag ) ; |
概略 | 円の描画 |
引数 | x , y : 描く円の中心座標 r : 描く円の半径 Color : 円の色 FillFlag : TRUE(1の意)で円の中身も塗りつぶし、FALSE(0の意)で輪郭のみ |
戻り値 | 0:成功 −1:エラー発生 |
解説 | ( x , y )を円の中心座標とした半径 r
の円を描きます。 円はColorで指定した色で描かれ、FillFlag にTRUEを指定した場合は中身を塗り つぶし、FALSE を指定した場合は輪郭のみ描かれます。 |
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain(DXLIB) { DxLib_Init(); DrawCircle(320,240,150,GetColor(0,0,255),FALSE); DxLib_End() ; return 0 ; } |
宣言 | int DrawOval( int x , int y , int rx , int ry , int Color , int FillFlag ) ; |
概略 | 楕円を描く |
引数 | x , y : 描く円の中心座標 rx,ry : 描く円のX軸に対する半径とY軸に対する半径 Color : 円の色 FillFlag : TRUE(1の意)で円の中身も塗りつぶし、FALSE(0の意)で輪郭のみ |
戻り値 | 0:成功 −1:エラー発生 |
解説 | ( x , y )を円の中心座標とした半径 rx , ry
の楕円を描きます。 円はColorで指定した色で描かれ、FillFlag にTRUEを指定した場合は中身を塗り つぶし、FALSE を指定した場合は輪郭のみ描かれます。 |
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain(DXLIB) { DxLib_Init(); DrawOval(320,240,150,100,GetColor(0,0,255),TRUE) ; DxLib_End() ; return 0 ; } |
宣言 | int DrawTriangle( int x1, int y1, int
x2, int y2, int x3, int y3, int Color , int FillFlag ) ; |
概略 | 三角形の描画 |
引数 | int x1, y1, x2, y2, x3, y3 : 三角形を描く3つの座標 int Color : 描画に使う色 int FillFlag : 三角形の中身を塗りつぶすかフラグ (TRUE:塗りつぶす FALSE:塗りつぶさない) |
戻り値 | 0:成功 −1:エラー発生 |
解説 | ( x1, y1 ), ( x2, y2 ), ( x3, y3 )の座標を3点とした三角形を
Color で指定した色で描画します。 なお FillFlag が TRUE の場合は三角形の中身を塗りつぶし、FALSE の場合は三角形の輪郭のみを描画します。 |
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain(DXLIB) { DxLib_Init(); DrawTriangle(320,100,160,420,480,420,GetColor(0,0,255),TRUE); DxLib_End() ; return 0 ; } |
宣言 | int DrawPixel( int x , int y , int Color ) ; |
概略 | 点を描画する |
引数 | x , y : 点を描画する座標 Color : 描画する点の色 |
戻り値 | 0:成功 −1:エラー発生 |
解説 | 座標( x , y )にColorで指定した色で点を描画します。 |
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain(DXLIB) { DxLib_Init(); DrawPixel(320,240,GetColor(0,0,255)); DxLib_End() ; return 0 ; } |
宣言 | int GetPixel( int x , int y ) ; |
概略 | 指定点の色を取得 |
引数 | x , y : 色を取得する点の座標 |
戻り値 | 指定点の色コード |
解説 | 描画先になっている画面の指定の座標( x , y )の点の色コードを得ます。 この関数はとても処理に時間がかかるので多用は禁物です。 |
座標( 120 , 80 )にある点の色コードを得てint型変数 c に保存する |